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メールのやりとりは誰が管理?MXレコードの現状を調査

現代のコミュニケーションにおいて、電子メールは非常に重要な役割を果たしています。2023年には世界中で毎日3,473億通のメールが送受信されました。それぞれのメールを意図した宛先に届けるため、DNSではMail Exchanger(MX)レコードによってメール転送先のメールサーバーを指定しています。

メールサーバーはユーザーが独自に作成することもできますが、ほとんどの人は、複雑なサーバー運用を避けてメールサービスプロバイダー(ESP)のサービスを利用しています。ESPのサービスでは通常、ストレージ、セキュリティ機能、使いやすいインターフェースを全て提供しており、ユーザーにメンテナンスの負担をかけません。

ただ、メールサーバーを管理するESPの数が限られていることから、集中化を懸念する専門家もいます。メールの経路が少数のプロバイダーに大きく依存した状態は潜在的な脆弱性になる、と彼らは警告しています。

最新のOSINTエコシステムを有効活用

組織はさまざまな事業、とりわけサイバーセキュリティ対策を目的として、長年にわたりオープンソースインテリジェンス(OSINT)を活用してきました。OSINTに対するニーズは高まる一方です。専門家の予測では、全世界の OSINT 市場の収益は、2023年の122億米ドルから2028年までに380.7億米ドルに達する見込みです。それもそのはず、セキュリティ専門家の75%が、過去1年間にサイバー攻撃が増加したと指摘しています。

しかし、OSINTのエコシステムは広大であり、膨大な数の種類、ソース、ツール、技術で構成されています。OSINTを使いこなすのは簡単なことではなく、組織はどんな情報を集めるべきかがわかっていなければなりません。加えて、どのベンダーを使うべきか、具体的なセキュリティ対策を打ち出すためにどの情報を組み合わせるべきかを明確にしておく必要があります。

サイバーインテリジェンスを活用したNIST CSF 2.0準拠

サイバーセキュリティはほとんどの組織にとって最優先事項であり、CEOの96%がビジネスの成功に不可欠と考えています。しかしその一方で、多くのCEOは、サイバー攻撃から組織を完全に守ることができないという悩みを抱えています。

組織におけるサイバーセキュリティ目標の達成を支援するため、米国国立標準技術研究所(NIST)は、広く採用されているサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)を2024年2月に更新しました。NIST CSF 2.0は範囲が以前より拡大され、業種や業態を問わず全ての組織に適用できるようになりました。

効果的な外部IT資産検出のポイント

外部アタックサーフェス管理(EASM)業界は、ここ数年の間に爆発的な成長を遂げました。2023年第1四半期時点で数十社のベンダーがしのぎを削り、さらに多くのベンダーが市場に参入しています。

EASMソリューションの良し悪しは、それがどれだけ資産を可視化できるかに左右されます。目に見えていないものは管理できません。そのため、外部IT資産の検出はEASMの大前提であり、これによってEASM戦略・EASMソリューションの全体的な有効性が決まります。

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