プレスリリースと商品・機能の更新情報 | WhoisXML API

プレスリリースと商品・機能の更新情報

2022年第3四半期の商品・機能更新情報

サービス向上への取り組みとして、2022年第3四半期は以下のアップグレードを行いました。

  • DNSデータベースにPTRレコードを追加:当社のDNS DatabaseにPointer(PTR)レコードを追加しました。PTRレコードは、特定のIPアドレスに対応するホスト名を定義するレコードです。この追加によって、ユーザーは新たなユースケースを利用できるようになります。例えば、メールサーバーの検証を強化するために当社のDNS Databaseを利用することなどが可能になります。

このほか、第2四半期に発表したDNSデータベース全体のカバー率向上に加えて、A、AAAA、MX、NS、CNAME、TXT、SOAレコードからドメインとサブドメインを抽出し、DNSの名前解決に引き渡せるようになりました。 

GoLangライブラリのリリースによって上記のAPIはより包括的になりました。開発者はPythonに加えGo を使って開発されたツールでも容易にこれらのAPI を使用できます。また、 Splunk にこれらAPIを統合することも可能です。

  • IP Netblocks APIにPaginationを追加:Pagenation機能の追加により、当社のIP Netblocks API で最初の100件よりも多くのレコードを取得できるようになりました。IPアドレスレンジの所有に関する詳細など、IPアドレスのより深い情報を得ることができます。
  • Domain Registration Streamingのフィードで生のフィールドが省略可能に:当社のDomain Registration StreamingのフィードでomitRawフラグがオプションのパラメータとして追加されました。「1」に設定すると、生のテキストフィールドは出力に含まれなくなります。この変更により、データ転送がよりシンプルかつ高速になり、ストレージや演算能力の消費を抑えることができます。
  • NRD 2.0データベースでUltimate Simpleバージョンを導入:NRD 2.0のUltimateサブスクリプションのユーザーは、作業の簡素化を目的としたUltimate_Simpleバージョンをダウンロードできるようになりました。このバージョンは生のテキストフィールドを含まないため、より軽量でディスクスペースを取りません。ファイルサイズは通常に比較してCSVファイルで83%、JSONファイルで35.5%小さくなります。
  • Screenshot APIの結果ページ全体がスクロール可能に:当社のScreenshot APIに新しい入力パラメーター(scrollPosition)を追加しました。ユーザーはWebページ全体を上下にスクロールして、好みの位置やビューからスクリーンショットを撮影できるようになりました。 

今後の商品・機能のさらなる拡充にご期待ください。

2022年第2四半期の商品・機能更新情報

2022年第2四半期は、以下の通り大幅なアップグレードを行いました。

DNSデータベースのカバレッジを拡大: 当社の DNS Database v2.0 のデータカバレッジは、2022年6月の時点でそれまでに比べて521%拡大しています。また、日次更新を開発し、既存のDNSレコード(A、MX、NS、TXT、CNAMEおよびSOA)に加えてAAAAレコードを追加しました。これにより、これまでにも増して広範かつ正確な脅威の発見、サイバー犯罪の捜査、サイバーフォレンジック分析などのセキュリティ強化とビジネスの充実が可能となります。

  • NRD向けのデータカバレッジを拡大:当社の Newly Registered Domains (NRD) Database はそれまで746のgTLDと1,510のccTLDを網羅していましたが、2022年6月に新たなデータソースを追加し、.cnと.twのカバー率を向上させました。毎日21万件以上の新規ドメイン名と23万件以上の期限切れドメイン名の情報を追加することで、データベースを常に更新しています。
  • 一部のNRD 2.0統計にエンドユーザーがアクセス可能に: 2022年6月、一部のNRD 2.0統計情報をユーザー向けに 一般公開 しました。このデータには、NRD 2.0 homepage の右側にある「Related Products」で「Statistics」を選択するとアクセスできます。エンドユーザーは、ドメインのステータス、TLDのタイプおよびTLDごとのNRD統計を閲覧できます。
  • SSL Certificates Quarterly DBをリリース: 2022年5月末、当社のSSL_Q2をリリースしました。SSL証明書チェーンの階層、シリアル番号、検証期間や署名アルゴリズムなど、最新のSSL証明書データをご利用いただけます。これらはSSL Certificates Database に含まれる50あまりのデータポイントの一部で、JSON形式でダウンロード可能です。
  • WHOIS API、Email Verification APIの新たなデベロッパー向けライブラリを公開:2022年5 月にGoLang Libを追加したことでEmail Verification API と WHOIS API のコーディングがより簡単になり、開発者にとってアクセスしやすくなりました。WHOIS APIでは、Java、JavaScript、Pythonなどの開発者用ライブラリが利用可能です。Email Verification APIでは、PHP、Node.js、Flask、Express.jsおよびPythonを使用したコーディングが可能です。加えて、どちらのAPIもSplunkアプリケーションとして利用できます。
  • IP Netblocks Data FeedでBGPを追加したファイルが利用可能に:IP Netblocks Data Feed のデータソースのひとつとしてBorder Gateway Protocol(BGP)を追加し、より包括的なカバレッジを実現しました。BGPで強化されたファイルには、IPアドレスブロックの情報がBGPルーティングテーブルからのものであることを示すparentフィールドが含まれます。

今後の商品・機能のさらなる充実にご期待ください。

2022年第1四半期の商品・機能更新情報

サービス向上への取り組みとして、2022年第1四半期は以下の商品と機能をリリースしました。

Real-Time Domain Registration Streaming:新たなドメインデータ配信モデルの導入により、新規登録、更新または発見された、あるいはドロップされたドメイン名とそのWHOIS情報を、1〜59分間隔のデータ配信サイクルで安定的に取得できるようになりました。お客様は次のバッチフィードのファイルを待ったり、必要なデータを取得するためにAPIコールを手動で実行したりする必要がなくなりました。

  • SSL Certificate Chainプロダクトライン:WhoisXML APIが導入したSSL Certificate Chainのプロダクトラインは、インターネットデータのさらなる可視化を可能にします。1回の問い合わせで、指定したドメイン名のSSL証明書の取得、詳細情報の確認、完全なSSL証明書チェーンの追跡および有効性の検証ができます。SSL証明書およびSSL証明書チェーンのデータには、SSL Certificate Chain API、SSL Certificate Chain Lookup、SSL Certificate Chain Data FeedおよびReal-Time SSL Certificate Chain Streamingという多様な利用モデルを通じてアクセス可能です。
  • White-Label Domain Research Suite (DRS) デモ:ユーザーは各組織独自のラベルでクライアントにDRS を提供できます。また、DRS version 2.0のホワイトラベルデモが利用できるようになりました。DRSは9つの機能を備えたドメイン調査・監視インターフェースで、WHOISとドメインネームシステム(DNS)の広範なデータベースからインテリジェンスを収集しています。
  • IP Geolocationのカバレッジ強化:IP Geolocationのカバー率を強化し、利用されている全IPv4・IPv6アドレスの99.5%を継続的に捕捉できるようになりました。当社のIP Geolocationのデータには、 IP Geolocation Lookup、IP Geolocation API、Bulk IP Geolocation API、Bulk IP Geolocation GUIおよびIP Geolocation Data Feed等の多様な利用モデルを通じてアクセスできます。
  • IPアドレスブロックデータベースでIPv6 AS番号(ASN)フィールドのカバレッジを強化:IPアドレスブロックのデータベースで、IPv6アドレスのASNフィールドのカバー率を68%から96%に向上させました。WhoisXML APIでは1,030万超のIPアドレスブロックと65,000超のユニークなASNを網羅しており、全てIP Netblocks Lookup、IP Netblocks APIおよびWHOIS Databaseでアクセス可能です。
  • PythonのBulk Email Verificationクライアントライブラリ: PythonでBulk Email Verificationクライアントライブラリを開発しました。Pythonのクライアントライブラリは、GitHubおよびPyPIで入手可能です。Bulk Email Verificationでは、最大50,000のメールアドレスの存在と有効性を一度に確認できます。
  • PythonのBulk WHOIS APIクライアントライブラリ:Bulk WHOIS API用のPythonクライアントライブラリも開発し、GitHubおよびPyPIで公開しました。Bulk WHOIS APIでは、1回のクエリで最大500,000ドメイン名のWHOIS登録情報を検索できます。

WhoisXML APIは、データの鮮度と品質を維持するために製品の改良を重ね、徹底したカバレッジと優れたデータアクセシビリティを提供し続けています。

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