2023年、Newly Registered Domains (NRD2) のカバレッジが89%拡大
WhoisXML APIではこのたび、商品・サービスの継続的改良の一環として、Newly Registered Domains (NRD2) Data Feedのカバレッジと品質を大幅に強化しました。最新の2023年第3四半期の測定で、カバー率が2022年第4四半期から89%増加したことを確認しています。
「当社では、変化と拡張を続けるインターネット環境においてお客様をより効果的にサポートするため、2021年にNRD2 Data Feedの提供を開始しました。当社にとって2023年のマイルストーンとなるこの改良を通じ、多くの企業のセキュリティ対策と事業運営における適切な意思決定をお手伝いしたいと考えています」と、WhoisXML API創設者兼CEOのJonathan Zhangは述べています。
WhoisXML APIの研究開発チームは、多くのドメイン名の動向をより迅速に追跡できる新たな方法を積極的に模索してきました。今回実現した改良により、当社が毎日ご提供するファイルにはおおむね以下が収録されるようになります。
- 250,000以上の新たに追加されたドメイン名
- 363,000以上の新たに失効したドメイン名
- 532,000以上の新たに更新されたドメイン名
- 55,000以上の新たに発見されたドメイン名
NRD2 Data Feedは、ほとんどのgTLDとccTLDを含む数千のTLDをカバーしています。このたびの改良により、世界中のドメイン名の動向を効果的に見渡せるようになりました。
広範なデータを網羅
Professional、Enterprise、Ultimateのいずれかのプランにご加入中のお客様は、引き続き以下を含む新たなドメインWHOISにアクセスいただけます。
- ドメイン名に関する日付(作成日、有効期限日、更新日)
- ネームサーバー、WHOISサーバー
- レジストラ情報
- 登録者情報
- ドメイン名の状態
- Administrative contact、Billing contactおよびTechnical contactの情報
NRD2の日次ファイルは、CSV形式またはJSON形式でご提供します。詳細につきましては、こちらをご参照ください。
NRDデータベースでビジネスプロセスを効率化
NRD2 は、業界を問わず数多くの組織においてセキュリティやビジネスプロセスを支えています。NRD2データベースから得られるドメインインテリジェンスを活用すれば、以下のことが可能になります。
- セキュリティ業務/プラットフォームの充実:脅威アクターが悪意あるキャンペーンでNRDを悪用する傾向があるため、サイバーセキュリティコミュニティでNRDは監視すべきものとみなされています。
- セキュリティ調査/捜査に必要な情報の入手: 新規登録ドメイン名のデータは、セキュリティ研究者や法執行機関が脅威アクターの行動を特定する際に役立ちます。
- トップレベルドメイン(TLD)のトレンドを検出:特定のTLDにおけるドメイン名登録の増加は、新たなニッチを示唆している可能性があります。
- ブランドをサイバースクワッティングから保護:ブランドマネージャーは、自社のブランドや商標のドメイン名に類似したNRDを監視しています。
NRD2 Data Feedのサンプルをこちらでダウンロードいただけます。特定のニーズに合わせた新ドメイン名関連インテリジェンスをご希望中のお客様は、こちらにお問い合わせください。