偽の暗号通貨販売業者をDNS情報で追跡 | WhoisXML API

脅威レポート

偽の暗号通貨販売業者をDNS情報で追跡

暗号通貨市場は年を追うごとに成長しています。時価総額のピークは2021年11月の3兆米ドルで、その後は浮き沈みを繰り返したものの、2024年3月には2兆5800億米ドルに達しました。1 その一方で、暗号通貨に関連した詐欺を仕掛ける悪質なアクターの増加という悪い知らせもあります。

WhoisXML APIの研究チームは最近、偽の暗号通貨販売キャンペーンに関する警告をリサーチャーから受け取りました。そこで、悪質な販売業者に属するセキュリティ侵害インジケーター(IoC)としてリサーチャーが特定した130個のドメイン名を分析しました。その結果、2,700超の関連アーティファクトがさらに見つかりました。その内訳は以下の通りです:

  • IoCと同じメールアドレスを使って登録されていたドメイン名522個、そのうち21個は悪意あるドメイン名
  • IoCが名前解決したIPアドレス41個、そのうち39個は脅威との関連が判明
  • それらのIPアドレスがホストしていたドメイン名259個
  • IoCと同じ文字列を含むドメイン名1,947個、そのうち15個はすでに悪意のドメイン名として特定済み

脅威リサーチ資料のサンプルをこのページでダウンロードいただけます。当社のインテリジェンスを活用した脅威の検知と対応、またはその他の使用事例に関する詳細につきましては、当社の営業担当までお気軽にお問い合わせください。

  • [1] https://www.forbes.com/advisor/in/investing/cryptocurrency/why-is-crypto-going-up/
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