JumpCloudサプライチェーン攻撃の痕跡をDNSで発見 | WhoisXML API

脅威レポート

JumpCloudサプライチェーン攻撃の痕跡をDNSで発見

攻撃の急増に伴い、サイバーセキュリティはあらゆる組織にとって必須となっています。しかし、皮肉なことに、セキュリティ強化を目的としたソリューションであっても、時としてサイバー攻撃者の餌食になることがあります。

最近、Identity Access Management(IAM)プラットフォームのJumpCloudを標的としたサプライチェーン攻撃が、研究者によって明らかにされました。1 そして、この脅威に関与した合計32個のIoCが特定されました。

WhoisXML APIはこのほど、そのIoCを出発点として、DNSインテリジェンスを駆使した徹底的な調査を行いました。その結果、JumpCloudサプライチェーン攻撃との関連性が疑われる以下のアーティファクトを新たに発見することができました。

  • IoCとして特定された専用IPホストの一部を共用する145個のドメイン名。そのうちの1個はマルウェアの一括チェックにより悪意あるドメイン名と判明
  • IoCとして特定された一部のドメイン名と同様にcentosdatadogまたはzscalerという文字列を含む392個のドメイン名

脅威リサーチ資料のサンプルをこのページでダウンロードできます。調査資料一式をご希望のお客様は、こちらまでお気軽にお問い合わせください。

  • [1] https://securityaffairs.com/148680/apt/north-korea-jumpcloud-attack.html
  • [2] https://jumpcloud.com/support/july-2023-iocs
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